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●トルコ美術の現在
どこに?ここに?
2003年6月20日〜8月31日
埼玉県立近代美術館
2003年は、日本におけるトルコ年として、さまざまな催しが実施されています。その一環であ
るこの展覧会は、国際展イスタンブール・ビエンナーレなどによって、近年現代美術の世界で注
目されはじめているトルコの最先端の美術状況をまとめて紹介する、日本で初めての機会となり
ます。
トルコはイスラム社会の伝統的な文化をもちながら、最近ではEUへの加盟問題など、ヨーロッパ
とアジアの境界に位置する地理的・政治的な特殊性もあわせもっています。今回出品するアーテ
ィストたちには、こうした状況を反映してか、自らの「居場所」をといかけるような傾向が見受
けられます。
さまざまなアプローチでありますが、ここではトルコ語のneresi(ネレシ、どこ)とburasi(ブ
ラス、ここ)をキーワードにして見ていこうとするものです。
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●写真家・岡本太郎の眼 --- 東北と沖縄
2003年5月311日-6月22日
せんだいメディアテーク
2003年8月23日-9月15日
パルコミュージアム(東京)
芸術家・岡本太郎が本格的に写真を学んだのは1930年代のモンパルナスだったと言われてい
ます。当時パリ留学中だった岡本太郎はマン・レイやブラッサイといった有名な写真家たちと
の交流やパリ大学の人類学者のマルセル・モースによるミュゼ・ド・ロム(人類博物館)での
講義に影響されたことが後の写真表現につながっていきます。
戦後、帰国して芸術家としての再出発をはじめた岡本太郎は、「縄文の発見」や「対極主義」
の実践を通して膨大な作品制作の傍ら近代日本の合理主義に納得しない人間の無垢な姿を見つ
める旅へと向かいます。やがてその旅の記憶は『日本再発見−芸術風土記』、そして『神秘日
本』として結実しました。またその間には、まだ復帰前の沖縄行を『沖縄文化論−忘れられた
日本』にまとめ毎日出版文化賞受賞という高い評価にもつながりました。本展は岡本太郎自身
によって撮影された数千カットに及ぶフィルムから、写真評論家飯沢耕太郎氏によって厳選さ
れた写真約170点を展示します。
50年前に「写真家」としての岡本太郎が東北と沖縄で捉えたイメージを彼自身の視点にたつこ
とで私たちは岡本太郎その人を知ることになるのかも知れません。
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●雪村展 戦国時代のスーパー・エキセントリック
2002年4月2日-5月12日 渋谷区立松濤美術館
2002年6月22日-7月28日 山口県立美術館
2002年8月10日-9月23日 福島県立博物館
雪村(せっそん)という画家の名前を聞いて、その絵をすぐにイメージできる人が、どれぐ
らいいるでしょうか。もちろん、日本美術史の専門家や、古美術に詳しい人なら、いくつか
の絵が思い浮かぶでしょう。おぼろげな人物像も、ご存じかもしれません。でも、はっきり
言っておきます。この展覧会は、雪村の「せ」の字もご存じない人たちにこそ、見てもらい
たい。ともかく、400年以上前に、こんなに面白い絵を描いて、それがたくさん伝えられて
いるんだから、まずは見てみませんか--そんな気持ちで、企画しました。もちろん、よくご
存じの方にも見てもらいたいのですが…。
雪村は、16世紀、京都を遠く離れた東国に住んでいました。生没年すらわかりませんが、
1500年ごろに生まれて、茨城、福島を中心に、各地を転々としたようです。世はまさに戦
国時代。80余歳まで長生きして、織田信長と同じころに亡くなったと思われます。
同時代の画家に比べて、雪村の絵は驚異的にたくさん残っています。現在、200点近くもあ
るでしょうか。京都の画家の絵は、その多くが戦乱で焼けてしまいました。雪村は田舎に住
んで、名もない人々に与えたものも多かったので、こんなに残ったかもしれません。この展
覧会には、そのうち80点余を集めました。美術館や博物館からお借りした、すでに定評ある
もの。熱心な個人所蔵家からお借りした、未公開のもの。さらに、アメリカの美術館に収蔵
されているいくつかの大作も、久々に里帰りします。風の中に立ちつくす仙人や羅漢の姿に
は、雪村の生き方が投影されているでしょう。めまいがするような山水の景観には、雪村の
頭の中のビジョンが映し込まれているでしょう。好んで描いた野菜や果物は、きっと食べた
に違いない…
私はそんなふうに考えていますが、どうぞ、展覧会で絵そのものと対面して、みなさん、勝
手にこの画家のことをイメージしてください。面白いと思いますよ。
本展監修の山下裕二先生(明治学院大学教授)
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●ZENGA −帰ってきた禅画 アメリカ ギッター・イエレン夫妻コレクションから
2000年10月10日-11月26日
渋谷区立松濤美術館
2001年 2月24日-4月22日
神奈川県立歴史博物館
2001年 4月28日- 6月5日
山口県立美術館
白隠をはじめとする江戸時代の禅僧たちは、布教のために禅の精神を形にすべく、大胆でナイ
ーブな書画を描きました。戦後の欧米での[禅=ZEN]ブームの中で、特にニューオーリンズ
に在住したカート・ギッター氏のコレクションは、近世禅の巨人、白隠を中心に、明治にいた
るその門下の作品までを網羅する系統性に優れていることで知られています。本展では、その
かつてのギッター・コレクションから選りすぐられた98点の作品を中心に国内の傑出した白隠
の書画20点あまりを合わせ、この禅画の魅力を紹介します。
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●サラム・パラム 「韓国現代写真の地平」展
せんだいメディアテーク 2002年5月25日(土)〜6月19日(水)
埼玉県立近代美術館 2002年6月25日(火)〜7月28日(日)
韓国と日本の文化交流がサッカーワールドカップの開催でさらに加速するこの記念すべき年に、
21世紀の韓国写真界を担う写真家9名の作品による展覧会は、韓国写真の最新動向のみでなく、
その社会状況やそこで暮らす人々の心もかいま見せます。
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●クロード・モネ展
2001年7月5日-9月30日
山口県立美術館
印象派の巨匠として、世界中の人々に高い人気を誇るクロード・モネ(1840-1926)の、7年ぶり
の日本での大規模な展覧会。開館22周年を迎える山口県立美術館が、モネ自身がつねに作品に書
き入れていたサイン「Claude Monet」を、その展覧会タイトルとして自主企画しました。5つの
セクションによって展示される計54点の絵とともに、70年にもわたるモネの画業をわかりやすく
紹介した本展は、日本初公開となるフリック・コレクションをはじめとする世界中の秘蔵コレクシ
ョンを多く含みます。モネの新たな魅力を十分に感じとってもらえる展覧会となります。
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