浅野研究所
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●「表現者 河井寛次郎」展
2004年4月6日〜5月23日
渋谷区立松濤美術館
5月28日〜8月22日
岐阜県現代陶芸美術館
9月1日〜11月7日
アサヒビール大山崎山荘美術館
11月16日〜2006年2月6日
町田市立博物館
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河井寛次郎(1890〜1966)は常に成長し続けた陶芸家です。卒業した東京高等工業学校と、その後勤務した京都市立陶磁器試験場で身に付けた高度なテクニックを評価された新進作家の時代。柳宗悦らと知り合って、無名の工人が作り出した日用品の簡素で力強い美しさに惹かれた民芸運動の時代。そのような研鑽の日々を経て、戦後は自らの内面からわき出てくる感動を、そのまま造形の中に表現しうる自由な境地に到達したのです。
自由で大胆なかたちには美しい釉薬がかけられ、筒描、打薬、泥刷毛目といった多彩な技法で飾られました。用を離れた陶彫も試みるなど、形への飽くなき関心を持ち続け、木彫や家具製作など、陶芸以外の分野にも踏み込んでいます。晩年には書や文筆にも範囲を広げて、自己を思うがままに表現しています。
この展覧会は、寛次郎が残した多くの作品の中から、自由な境地を示す晩年の作品を中心とした陶芸作品と、家具や木彫作品などをあわせて展示して、表現者河井寛次郎の到達点を、多面的に検証しようとするものです。
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